今から3年前、28歳のときに初めて交通事故に遭いました。

相手はお年寄りが運転する車で、私は停車中に追突される形でした。

事故直後の混乱と対応

突然の衝撃に驚き、軽くパニック状態になりました。

「えっ、今の何? ぶつかった?」

と混乱しながらも、とりあえず車を安全な場所に移動。

幸いにも、その場では大きな怪我はなさそうだったため、すぐに警察へ連絡し、事故処理を進めました。

その後、保険会社にも連絡し、事故後の手続きについて説明を受けました。

この時点では、**「大したことない事故だったな」**と思っていたのですが――

後から襲ってきた痛み

事故当日は特に問題がなかったものの、翌日から首に違和感を覚えるようになりました。

・軽く動かしただけで張るような痛み
・首のこりがひどくなり、次第に頭痛へと発展

これはむち打ちの症状に似ており、結果的に思った以上に体への影響が大きい事故だったことを実感しました。

完全に回復するまでに約2週間かかり、その間は首の違和感や頭痛に悩まされる日々でした。

参考:示談後に後遺症が出たら損害賠償は請求できる?

示談と相手側の対応

今回の事故では、相手方の家族が総出で謝罪に来てくれました。

お年寄りの運転ということもあり、家族も申し訳なく思っていたようで、非常に丁寧な対応をしてくれました。

私自身、2週間で回復し、大きな後遺症も残らなかったため、最低限の補償金のみを受け取る形で示談をすることにしました。

事故から学んだこと

この事故を経験して、以下のことを学びました。

  1. 事故直後に症状がなくても、後から痛みが出ることがある

    • 「大丈夫」と思っていても、むち打ちのように翌日以降に症状が悪化するケースがある。
  2. 初めての事故では冷静に対応するのが難しい

    • パニックになりがちだが、まずは警察・保険会社に連絡することが最優先。
  3. 相手の誠意ある対応が示談のスムーズさに影響する

    • 相手方の家族がしっかり謝罪し、適切な対応をしてくれたことで、私自身もスムーズに示談に応じることができた。

まとめ

初めての交通事故は、想像以上に精神的にも肉体的にも負担がかかるものだと実感しました。

「事故の影響はその場では分からない」 ということを学び、以後は事故に遭ったらたとえ軽傷でも病院で診てもらうことを徹底しようと心に決めました。

幸い、今回は大きな事故にはならなかったものの、これを機に交通安全への意識がより高まった経験となりました。