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四季がはっきりしている日本では、季節ごとに違う花色を楽しめるのが魅力です。カラーセラピーの視点から見ると、それぞれの季節に咲く花の色は私たちの心や体にリラックス効果や癒しを与えてくれます。ここでは、春夏秋冬ごとの花色とその癒し効果を、カラーセラピーの観点からご紹介します!

春:新しい始まりを感じるピンクや淡いパステルカラー

春は桜やチューリップなど、明るく柔らかなピンクやパステルカラーの花が咲き誇ります。ピンクは「愛情」や「安心感」をもたらす色で、心を穏やかにしてくれる効果があります。また、イエローやラベンダーといった淡いカラーも、春の空気とぴったりで気分を明るくしてくれますね。

春の花色の効果:ピンクやパステルカラーには、新しい始まりやポジティブな気持ちを呼び起こす力があります。入学や新生活が始まる時期にぴったりで、ちょっと不安を感じるときも気持ちをリラックスさせてくれます。

おすすめの花:桜、チューリップ(ピンクやパステル色)、スイートピー(淡いパープルやピンク)、ラナンキュラス

アレンジのアイデア:小ぶりのガラス花瓶に、淡いピンクや白の花を少しずつ活けると、春の柔らかさが引き立ちます。リビングや玄関に置くだけで、気持ちがほんのりと和らぎますよ。

夏:エネルギッシュで爽やかなブルーやビビッドカラー

夏はひまわりやアジサイといった、鮮やかで元気な色合いが特徴です。特にブルー系やグリーン系の花は、見ているだけで涼しさを感じられるため、暑い季節にぴったり。ブルーは「冷静さ」や「安らぎ」をもたらし、心を落ち着かせてくれる色でもあります。ビビッドなオレンジやイエローも、この季節のエネルギーを感じさせますね。

夏の花色の効果:ブルーやグリーンの花は、涼しさを感じさせることで、夏の暑さで疲れた心を癒してくれます。リラックスしながらも、気持ちを前向きにさせてくれる効果があり、暑さに負けないエネルギーをチャージできます。

おすすめの花:アジサイ(ブルー系)、ひまわり、デルフィニウム、アイビー

アレンジのアイデア:ブルー系のアジサイやデルフィニウムに、グリーンのアイビーをプラスして、清涼感たっぷりのアレンジメントに。透明なガラスの花瓶を使うと、見た目にも涼やかな雰囲気が楽しめます。

秋:落ち着いた気分になれるオレンジやバーガンディー

秋は、紅葉を思わせる深い赤やオレンジ、バーガンディーなど、暖かみのある花色が多く見られます。オレンジや赤は「エネルギー」や「創造力」を高める色で、日々の生活に活力をもたらしてくれる効果があります。また、バーガンディーのような深い色合いは、気分を落ち着かせるとともに、少しセンチメンタルな気持ちに浸るのにぴったり。

秋の花色の効果:オレンジやバーガンディーの花は、気温が下がり始める秋にぬくもりを感じさせてくれます。落ち着いたカラーは、リラックス効果があり、心を穏やかにしてくれるため、秋の夕暮れにじっくりとした時間を楽しむのに最適です。

おすすめの花:ダリア(オレンジやバーガンディー)、コスモス、マリーゴールド、カンナ

アレンジのアイデア:オレンジや深い赤の花を陶器の花瓶に活けて、シックな雰囲気に。リビングやダイニングに飾ると、秋らしい温もりのある空間が完成します。秋の実りを感じるグリーンやベリーを加えるのも素敵です。

冬:静寂と清らかさを感じるホワイトやダークグリーン

冬には、シンプルで清楚なホワイトや、シックなダークグリーンの花色がよく似合います。ホワイトは「純粋」や「リセット」を象徴する色で、気持ちをすっきりとさせたい時に最適です。冬の静かな空気にぴったりで、落ち着きと清らかさを感じさせます。クリスマスシーズンには、赤やゴールドを少し加えて、華やかさをプラスするのもおすすめです。

冬の花色の効果:ホワイトやダークグリーンの花は、冬の冷たい空気に溶け込み、心をリセットしてくれます。ホッと一息つけるような清らかな気持ちになり、余計な考えを手放すサポートにも。

おすすめの花:シクラメン(白)、ユリ(ホワイト)、ポインセチア、スイセン

アレンジのアイデア:ホワイトとグリーンのシンプルな組み合わせで、洗練された冬らしいアレンジを楽しみましょう。シルバーやゴールドの小さな飾りを添えると、冬らしい華やかさがプラスされます。


季節ごとの花色で心を癒す

季節によって異なる花色を取り入れると、視覚と香り、そして色の効果で心が癒され、リフレッシュできます。色が持つ力を感じながら、その季節にぴったりの花を飾って、ぜひ自分だけのカラーセラピーを楽しんでみてください!